退職を会社に正式に文書で申告する書類、それが「退職届け」です。辞職願、退社願などという人もいるようですが、一般的にはやはり退職届けというのが通例です。
最近では、退職した後の連絡先も含め確認を徹底する会社が増えてきているので会社独自の届けを作成し提出を求めるケースも見られますが、そうした規定のフォーマットがない場合には、自分で用意する必要があります。
用意するのは縦書きの便箋2枚と、白い封筒を1枚、そして黒インクのボールペンと印鑑です。退職届けとはビジネス文書ですのでマジックや鉛筆書きなどをすることがないようにして下さい。基本的には、便箋1枚の中に、「退職届け」と記し、退職の理由、退職の希望日、あなたの所属部署、氏名を記入し、捺印の上、最高責任者宛に書くことになります。
便箋1枚に収めて書きますが、封筒の中に入れる際には白紙のページを下に1枚付けて便箋2枚を入れるのがマナーのようです。
書き方のサンプルは求人情報誌や、ビジネスマナーに関する書籍の他、インターネットの求人サイトや退職に関する情報サイトなどでも公開されていますので、参考にしながら作成してみて下さい。サイトによってはサンプルをそのままダウンロードできる場合もあるようですが、退職届はあくまでも自筆で書くのがマナーです。字が汚いなどの理由で、パソコンで作成するというようなことはしません。最悪、退職の理由などの部分はワードなどで作成したとしても、自分の名前の部分だけは自筆にするのが通例です。
会社にとってはあなたから提出された届けを受理した段階で、正式に退職の手続きが開始となるので、それだけ重要な届けであるということを認識しておく必要があります。銀行などの書類作成やカード精算の際に自筆のサインをするのと同じように、自ら提出しているということの意思表示の意味もあるため名前は自筆である必要があるのです。そして、日本の会社ですので正式書類とみなすには印鑑が必要です。印鑑も基本は三本版以上のものです。少なくともシャチハタ印を使うことのないように注意すべきです。
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